公開日: |更新日:

スケルトン物件

ここでは、スケルトン物件のメリットや店舗デザインのポイント、実際にスケルトン物件を利用した店舗デザインの事例などをご紹介しています。

スケルトン物件で開業するメリット

スケルトン物件で開業する最大のメリットは、店舗デザインやレイアウトを自由に考えられることです。居抜き物件で開業する場合には、どうしても以前の店舗デザインの縛りが残ってしまいますが、スケルトン物件の場合には、一切の縛りなく自由に店舗デザインやレイアウトを考えることができます。

また、内装工事をゼロから始めるため、経年劣化による見た目の問題がない点もメリットです。物件の築年数自体は古くても、見た目は新築物件のように一新できることが、スケルトン物件ならではの魅力と言えるでしょう。

スケルトン物件の店舗デザインで見るべきポイント

スケルトン物件で新規開業する際のポイントはいろいろありますが、特にデザインやレイアウトにおけるポイントとしては、次の3点が大事です。

オリジナリティをアピールできる店舗デザイン・レイアウト

上述の通り、スケルトン物件の最大の魅力は、店舗デザインやレイアウトを自由に考えられることです。デザインにおける一定の安定感や落ち着きは必要ですが、スケルトン物件を利用する以上、店舗のオリジナリティを十分にアピールした外装・内装にしていきましょう。

初期費用も考慮した店舗デザイン・レイアウト

居抜き物件とは異なり、スケルトン物件での開業は初期費用が高めになります。内装や外装のコストだけではなく、設備も新たに導入しなければなりません。オリジナリティのあるデザインは大事ですが、あまり凝ったデザインに走りすぎて初期費用を圧迫しないようにしましょう。本当の勝負は開業してからです。

原状回復も考慮した店舗デザイン・レイアウト

賃貸物件の場合、原則として、借りた当初と同じ姿にして貸主に返す「原状回復義務」があります。スケルトン物件を借りた場合には、スケルトンの状態にして貸主に返す、というのが原則です。業務拡大などで将来的に物件を立ち退く可能性も考慮し、原状回復しやすい店舗デザイン・レイアウトも考えておいたほうが良いでしょう。

スケルトン物件の店舗デザイン事例集

事例1:コンクリートの風合いを活かしたオシャレなお店

スケルトン物件の店舗デザイン事例集 引用元URL:GRIDFRAME Design Factory(https://gridframe.co.jp/synes/works/shop/lorans-harajuku/)

食べられるお花を利用したサンドイッチやカラフルなスムージーなど、インスタでも話題の東京千駄ヶ谷のお店。コンクリート状態のスケルトン物件を利用し、コンクリートの風合いを活かしつつ地域に似つかわしいオシャレな店舗を開業しました。外壁にビスを打つことが難しかったため、入口に設置した大きなスチール製のアーチの足にプランターを利用。お花のコンセプトとマッチさせた、デザイン会社ならではの妙案です。

事例2:映画のような「廃墟」性を強調したアパレルセレクトショップ

スケルトン物件の店舗デザイン事例集 引用元URL:GRIDFRAME Design Factory(https://gridframe.co.jp/works/shop/atelier103/)

もともとは外苑西通りにある築50年以上のレジデンス。「廃墟」と言われてたスケルトン状態の物件を利用し、その「廃墟」性を敢えてアピールしたアパレルセレクトショップが開業しました。打ちっぱなしのコンクリートと荒っぽいフローリングの床。アンティークな雰囲気のショーケースと天井の間接照明。歩けばギシギシと音がしそうなその空間の奥に、オーナーがセレクトした上質なアパレル品の数々が展示されています。商品に至るまでのプロセスが、まるで映画の中のシーンのようです。

事例3:オーナーの自由な発想を取り入れたペットのトリミングサロン

スケルトン物件の店舗デザイン事例集 引用元URL:クロノバデザイン株式会社(https://www.chronoba.com/works/474.html)

ペットホテルや屋内ドックランスペース、物販エリアなどを併設したペットのトリミングサロン。「西海岸風」「スタイリッシュ」をキーワードに、オーナーが自由な発想でデザインしたサロンです。エントランスから入って真正面には、デニム調の素材を利用したオシャレな待合スペース。その奥にガラス張りの屋内ドックランスペース。さらにその奥にペットホテルが併設されています。店内には大きな犬小屋をイメージした物販スペースも設けるなど、スケルトン物件ならではの自由な店舗デザインが展開されています。

事例4:さながら高級寿司店のような焼き鳥屋さん

スケルトン物件の店舗デザイン事例集 引用元URL:クロノバデザイン株式会社(https://www.chronoba.com/works/479.html)

オープンからほどなくして、予約が取れにくくなった大人気の焼き鳥屋さん。正方形に近いスケルトン物件の店舗デザインを、オーナーとデザイン会社が何度も打ち合わせをして徐々に形にしていったそうです。店内に入るとL字型の檜のカウンター。カウンターの中には大将が入り、お客さんとの会話を楽しみながら、1本1本の焼き鳥を丁寧に仕上げて提供します。さながら高級寿司店のよう。スッキリとした印象の店内ながら、ディスプレイなどの細部にはオーナーのこだわりがうかがえます。

事例5:真っ白な空間を追求したネイルサロン

スケルトン物件の店舗デザイン事例集 引用元URL:グランプロダクツ株式会社(http://vmv.jp/works/dia-nail-omotesando.html)

以前は普通のオフィスだったという東京青山のスケルトン物件を利用し、真っ白な空間に包まれたネイルサロンを開業。エントランスも壁も椅子もテーブルも天井も、すべて真っ白の清潔感あふれる空間です。まっさらな自分の爪に、これからどんな綺麗な装飾が施されていくのだろうと、期待が湧いてくるデザインです。店舗の場所は表参道駅から徒歩1分。店舗デザインに加え、通いやすさも重視したオーナーの優れたビジネスセンスが光ります。

まとめ

自由な発想でデザインできることがスケルトン物件の魅力ですが、あくまでも「お客さんの視点」からデザインを考えることをお忘れなく。お客さんが快適と感じられる空間、お客さんがまた来たいと思える空間を目指す、店舗デザインやレイアウトを自由に考えていきましょう。

デザイン設計料を公表している 東京の店舗デザイン会社3選

店舗デザイン会社を探す際におなじみの店舗デザイン.com及び人気店舗デザイン.jpの両方に個別のページを有する会社の中から、デザイン設計料に関する記載のあるものをピックアップしました。
(※2020年8月時点の調査情報を元にしています。)