公開日: |更新日:

店舗デザインにおける出店計画とは?

出店計画とは

出店するときは、周辺の状況などを調査して、戦略的に出店することが大切です。戦略を決めずにただ出店しても、期待するような売上が出せない可能性が高いでしょう。そこで必要なのは出店計画です。店舗一つひとつの方向性を決めます。有効な出店計画を明確にして、戦略を持って出店することが、売上向上や企業の成長に欠かせません。

出店計画では、店舗の方針、環境の状況分析、目標設定、スケジュールなどを決めます。中でも特に重要なのは、立地調査と言えるでしょう。出店する立地が「ブランドと合わない」「人が少ない」場所であれば、出店前から負けが決まっているようなものです。入念な立地調査を行いましょう。

立地調査のポイント

統計データの取得

立地調査を現地で行う前にしておきたいことは、統計データの取得です。行政や各種団体から、役立ちそうなデータを取得しておきましょう。役立ちそうなデータとは、人口総数や第2次・第3次産業従業者数、小売業年間販売額、生徒学生数、駅乗降客数などです。揃えたデータは、必要に応じて、現地調査の際に持っていけるようにまとめておくと使いやすいでしょう。一通り目を通して、将来性などを考慮してみてください。

人の流れを確認

現地で人の流れを確認します。出店計画では、最も重要と言えるかもしれません。人の流れがない場所に出店してしまうと、苦戦を強いられます。

駅の改札を出た人が、どちらに向かうかをチェックしてください。その際、どのような人がどちらの方面に向かうかに注目しましょう。たとえば、朝の時間帯でスーツを着た人の多くが同じ方向に向かっていれば、そちらがオフィス街の可能性が高いです。飲食店であればランチタイムのニーズに期待できるかもしれません。

人の流れの先にある目的地の確認

人の流れを確認したら、その先にある目的地を確認してください。先ほどの例では、オフィスが目的地です。昼頃の時間帯に若年層が向かう先なら商業施設かもしれません。帰宅時間に多くの人が向かうのは住宅街でしょう。

実際に自分で歩いてみて、途中に競合になりそうな店舗があるかなどもチェックしてみてください。駅やバス停から目的地までの距離・時間も確認します。

通行量の確認

次に通行の量を確認します。時間帯や曜日、天候によって通行量には違いが生じるでしょう。そうした違いも含めて、パターンを調べます。イベントなど、通常より通行量が多くなる日は注意してください。様々な条件での通行量を調べることで、より詳細な戦略が作成できます。商店街などであれば、商工会議所が通行量データを後悔していることがあるので、そういった資料があれば参考にしてみるのもおすすめです。

人々の動線の強弱を確認

人が集まる施設間の経路のうち、往来が多い場所と少ない場所を確認しましょう。人の動きは、駅から施設だけではありません。施設から施設へと移動することも多く、この間に店舗があれば立ち寄る可能性も高まります。看板を設置すれば、人目に触れる機会を作れるでしょう。往来が多い、つまり人の動線が強い場所ほど、出店には有利と考えられるのです。

動線の強弱を評価する際は、集客施設の規模や駅からの距離、通行量、施設間の通行量と距離などをポイントとして押さえてください。

周辺に嫌悪施設がないかどうか

人の通行量が多くても、それがどのような場所かによっては魅力のない店舗になってしまう可能性があります。周辺に騒音や異臭を発する施設がある場合、どれほど美味しい料理を提供する店でも来店する人は少ないでしょう。このように、嫌悪施設がある場所は、出店に向いていません。呼びたい客層によっても嫌悪施設はことなります。歓楽街、ネオン街はファミリー層にはアプローチしづらいです。また、反社会的勢力の事務所、葬儀場、墓地、刑務所なども注意したい施設とされています。

集客に直結!?外装の魅力

現地の調査が終わり、出店が現実的になってきたら、店舗の外装を考えましょう。お店のジャンルなどにもよりますが、外装は、新規顧客の獲得しやすさにつながります。単純に入りやすそうな入口であれば、通りがかりで初めて知った店でも入ってもらえる可能性が高いです。外装でお店の雰囲気などをイメージする人が多いので、店舗コンセプトと合う魅力的な外装を作っていきましょう。

店舗レイアウトについて

立地の良い場所で、集客効果が高い外装もセットできたなら、あとは店舗のレイアウトを考えましょう。レイアウト次第で購買行動は左右されます。飲食店なら、客席までの誘導やスタッフの動き、料理の提供導線などが混乱しないレイアウトを作る必要があるでしょう。商品を展示する店舗なら、レジの位置、商品の配列などを工夫することで売上が上がります。ストレスを感じることなく、できるだけ多くの商品に接してもらえる導線を設計してください。

まとめ

出店するときは、店舗デザインを考える前に、出店計画を立てることが大切です。計画は単にスケジュールだけではありません。出店する場所の立地調査が特に重要です。人の流れや通行量、近くの施設を調査して、出店を決めましょう。立地が決まれば、外装や店内レイアウトを工夫して、売上の向上を目指します。戦略を考えて出店し、お店を繁盛させましょう。

デザイン設計料を公表している 東京の店舗デザイン会社3選

店舗デザイン会社を探す際におなじみの店舗デザイン.com及び人気店舗デザイン.jpの両方に個別のページを有する会社の中から、デザイン設計料に関する記載のあるものをピックアップしました。
(※2020年8月時点の調査情報を元にしています。)