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店舗デザインのコンセプトは、集客力にも影響するほど重要なポイントです。コンセプトが上手く決まらないと、統一感のない印象の店舗になってしまいます。ここでは、人気店になるためのコンセプト設定のポイントをまとめました。
セグメンテーションとは、簡単に言えば「ターゲット」のこと。店舗のターゲットによって、好みの傾向が変わります。50代男性と10代女性では、興味・関心・好みは大きく異なることがイメージできるでしょう。店舗デザインのコンセプトを決めるときは、セグメンテーションの視点が不可欠です。若者に集まってほしいのか、落ち着いたシニア層に来てほしいのか、子育て中のママに来てほしいのか、集客したい客層を決めておきましょう。
外観は、店舗の気持ちを雄弁に語ります。コンセプトに合わせて外観を作ってください。道を歩く人を集客したいなら、目に留まりやすく、入りやすいデザインにする必要があります。店内の様子が見えるよう、オープンな雰囲気にすることが大切です。逆に、常連客を中心に運営したいなら、外からは見えにくいデザインが良いでしょう。隠れ家のような雰囲気にすれば特別感を演出できます。常連客にとっては少しの優越感を感じられる空間です。外観全体で、コンセプトを表現してください。
内装も外装と同様に、コンセプトに合う雰囲気づくりが大切です。外観はナチュラルな雰囲気なのに、内装はポップで賑やかな雰囲気だと、お店に入ったお客様も驚いてしまいます。コンセプトを大切にすることで、外観と内装に一貫性が出て、お客様も落ち着いて過ごせるでしょう。内装でコンセプトを表現しやすいのが、素材や形状です。素材は天然素材か人工素材かで雰囲気が変わります。また、直線か曲線かで考えると形状を決めやすいです。
客席は、ゆとりのある配置がおすすめです。多くのお客様が入れるように席を詰めて配置すれば、一時的には売り上げが上がるかもしれません。しかし、隣の席が近いお店だと、再来店につながりづらいことが予想されます。客席と客席の間はゆとりのある配置を意識しましょう。また、お客様同士の目線が合わない配置にすることも配慮のひとつです。少しずつずらして配置すれば、他の席のお客様と目が合いません。スタッフが移動しやすく、ホールの全体が見渡せる配置も大切なポイントです。
インテリアは、店舗のセンスの見せ所です。しかし、いくら高級で洗練されたインテリアを選んだとしても、店舗デザインやコンセプトと合っていなければ、台無しになってしまいます。店舗デザインと合うインテリアを選びましょう。特にテーブルは大きく目立つため、素材や高さなどを統一して、店舗の雰囲気を作ってください。椅子は、デザインはもちろん、座り心地も意識して選ぶことが大切です。良いインテリアを見つけても、勢いで決めると失敗しかねません。インテリアは慎重に選んでください。
コンセプトを表現できる要素のひとつは、色です。色は人の感覚に影響を与えると言われています。コップの色によって、コーヒーの味わいが変わるという実験結果もあるほどです。食欲にも影響するので、店舗デザインを決めるときは、色を意識してみると雰囲気を作りやすいでしょう。
テーブルや椅子など、店内のモノの素材は、お客様が直接触れる可能性があります。素材にこだわってデザインを作れば、見た目はもちろん、触れたときの質感からお店の印象をアップするでしょう。お客様にどう感じてほしいか、コンセプトに合わせた素材を吟味してください。
店内の明るさや陰影で、狙った雰囲気を演出できるのが照明です。照明の色や明るさと同時に、設置場所によっても雰囲気は変化します。照明を上手にコントロールすれば、お客様が落ち着いて過ごせる空間になり、リピートも促せるでしょう。